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羽毛布団を長持ちさせる2つのお手入れ方法【まとめ】

【私物】丸洗いクリーニング前の寝具

羽毛布団を長年使用していると、中綿の羽毛の汚れ・劣化や側生地の色褪せ・汚れや傷みなどが進んでしまって、天日干しをしてもボリュームが回復せず、保温性なども失われ使用感が悪くなってきます。愛用している羽毛布団が例えば、婚礼のときのご両親からのプレゼントだったり、高級な羽毛布団の場合、簡単に買い替えるのではなく、少しでも長持ちさせて大事に使いたいですよね。そこで!普段のお手入れに加えて、大事な羽毛布団を長持ちさせる2つのお手入れ方法をまとめました。

普段のお手入れで「除去できる汚れ」と「除去できない汚れ」

普段のお手入れで除去できる汚れ・汗の水分、湿気の水分
・布団の表面のゴミやホコリなど
普段のお手入れで除去できない汚れ・汗の塩分・皮脂・垢・ダニやダニの糞や死骸
・おねしょやペット等による尿汚れ

羽毛布団の丸洗いクリーニング

【私物】丸洗いクリーニング後の羽毛布団
【私 物】丸洗いクリーニング後の羽毛布団

たっぷりの水と布団専用の洗剤や石けんを使用して、布団の中綿まで洗う丸洗いクリーニングは、側生地の汚れだけでなく、羽毛布団の中の羽毛の汚れまできれいに除去でき、専用の乾燥設備でスッキリ乾燥させるので、羽毛布団のボリュームが回復するだけでなく弾力性も回復します。もし、愛用している羽毛布団がジトっと体にまとわりつく感じだったり、外干しで風を通してもふんわりしないなど使用感が落ちてきた場合は、布団クリーニングの専門業者の丸洗いクリーニングに出すのがおすすめです。

丸洗いクリーニングのメリット&デメリット

【イメージ画像】メリット&デメリット
【イメージ画像】メリット&デメリット
☝️丸洗いクリーニングのメリット

✅ 羽毛布団クリーニングの専門業者によるクリーニング
✅ 羽毛布団の中の羽根が綺麗になるので弾力性と保温性が回復する
✅ 側生地や中の羽根を傷めない布団専用設備で個別洗いしてくれる

☝️丸洗いクリーニングのデメリット

✅ コインランドリーに比べると費用が高い
✅ 所定日数がかかる為、急ぐ時の利用には向いていない
✅ 集配サービスの無いクリーニング業者の場合は、持ち運びの手間がかかる

羽毛布団を丸洗いクリーニングするタイミングと頻度

【私物】汚れや湿気を吸ってペタンコの羽毛布団
【私 物】汚れや湿気を吸ってペタンコの羽毛布団
☝️羽毛布団を丸洗いクリーニングするタイミング

✅ 外干しをしてもジトっとして膨らまない
✅ 以前よりも重く感じるようになった
✅ 臭いが気になる
✅ 保温性の低下など使用感が落ちてきた

☝️羽毛布団を丸洗いクリーニングする頻度

羽毛布団を丸洗いクリーニングする一般的な頻度は、3年から5年に1回と言われています。しかし羽毛布団の汚れ具合は個人差が生じてくるので、愛用している羽毛布団の使用頻度や、体感する使用感なども考慮しましょう。

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)

【イメージ画像】ホワイトダックダウン
【イメージ画像】ホワイトダックダウン

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)とは、布団の中の羽毛を取り出して、破損した羽根・ゴミやホコリを取り除き、洗浄・乾燥・殺菌し、新しい羽毛で減った羽毛の分量を補充します。そして新しい側生地に充填し縫製をして、新品ように蘇らせるのが羽毛布団のリフォーム(打ち直し)です。

羽毛布団が膨らまない原因

【イメージ画像】羽毛布団の中の羽毛
【イメージ画像】羽毛布団の中の羽毛

羽毛布団の寿命は、10年~15年と言われています。寿命が近くなってくると、いくら丸洗いクリーニングをしても、羽毛が再び空気を含むことができず膨らまないため、保温性や羽毛布団の気持ちの良い感触も低下してきます。こういう状態になると、リフォーム(打ち直し)がおすすめです。

☝️羽毛布団が膨らまない原因

✅ 羽毛布団の中の羽根がピリング(毛玉)状態
【ピリング状態とは?
羽毛に汗や皮脂などがこびりつきベタベタしている時に起こりやすく、ダウン同士が絡まりあっている状態
✅ 経年劣化により羽毛布団の中の羽根が破損している

リフォーム(打ち直し)のメリット&デメリット

【イメージ画像】メリット&デメリット
【イメージ画像】メリット&デメリット
☝️リフォーム(打ち直し)のメリット

✅ 愛用している羽毛布団を新品のように蘇らせて使い続けられる
✅ 新品を購入するより、価格を抑えられる
羽毛の価格高騰により、購入当時より購入費用が高い場合がある〕
✅ 自分の使いやすいサイズに作り直せる
大きいサイズ1枚を2枚にする、小さいサイズ2枚を1枚にするなど〕

☝️リフォーム(打ち直し)のデメリット

✅ 元々の側生地の再利用ができない。
〔羽毛を取り出す時に裁断するので側生地は新調することになります。〕
✅ 羽毛布団のリフォーム(打ち直し)は1度しかできない
〔きれいにした元々の羽毛に新しい羽毛を補充する為、後から補充した新しい羽毛は良いですが、元々の羽毛は寿命を超えてしまう為、リフォーム(打ち直し)の場合、2度は行えません。〕

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)のタイミング

【イメージイラスト】布団のシミ汚れ
【イメージイラスト】布団のシミ汚れ
【イメージイラスト】布団のボリュームダウン
【イメージイラスト】布団のボリュームダウン
【イメージイラスト】布団の破れ
【イメージイラスト】布団の破れ

羽毛布団の寿命は10年~15年なので、使用し始めてから10年前後くらいがリフォーム(打ち直し)を検討する目安です。カウンセリングサービスをしているリフォーム(打ち直し)の専門業者もあります。悩んでいる場合は専門業者に相談してみるのがおすすめです。

☝️リフォーム(打ち直し)のタイミング

✅ 丸洗いクリーニングしてもボリューム感が戻らない
✅ 羽毛が片寄っている
✅ 側生地の破損などで羽根が飛び出している
✅ おねしょやペットによるひどい汚れ
✅ 生活スタイルが変わり、サイズ変更したい

「リフォーム(打ち直し)」と「買い替え」どっちがお得?

【イメージ画像】水辺のダック(アヒル)
【イメージ画像】水辺のダック(アヒル)

羽毛布団のリフォーム(打ち直し)と買い替えに迷った時は、羽毛布団の品質表示タグの『ダウンの量』に注目してみると見当がつけやすいので、まずは羽毛布団に付いている品質表示タグのダウンの量を確認して、よく検討することが大切です。

☝️ダウン80%以上の場合リフォーム(打ち直し)がお得!

近年、羽毛布団の材料である「羽毛」の価格が高騰していますが、同じように側生地に使用される綿の価格、燃料費や人件費等も高騰してきていると言われています。そんな状況下、同じランクの羽毛布団を新しく購入する場合、約5万円~高級羽毛布団になると約20万円前後とも言われていて、購入当時と同価格では同ランクの羽毛布団を購入するのが難しくなってきているからです。

☝️ダウン80%以下の場合買い替えた方がお得!

逆にダウンの量が少ないと、補充する新しい羽毛の量が多くなる為、新品を購入するより高くなる場合があります。また、業者によっては補充する新しい羽毛の量を決めて価格設定をしているので、リフォーム(打ち直し)をしても期待した膨らみ具合を得られないことがあります。

羽毛布団を長持ちさせる2つのお手入れ【MATOME】

【イメージ画像】フカフカの羽毛布団にもぐったペット
【イメージ画像】フカフカの羽毛布団にもぐったペット

羽毛布団を長持ちさせる2つのお手入れをまとめました。愛用している羽毛布団も長年使用していると、どうしても普段のお手入れだけではボリュームダウンして、保温性が失われ重たく感じたりします。「丸洗いクリーニング」や「リフォーム(打ち直し)」を上手に利用しながら、中綿の羽毛を綺麗に維持して、愛用している羽毛布団を長持ちさせてみて下さい。

☝️丸洗いクリーニング

✅ 3年~5年に1回を目安として丸洗いクリーニングに出し、中の羽毛を清潔に保つようにする。
(羽毛布団の汚れ具合は個人差があるので、愛用している羽毛布団の使用頻度や体感する使用感なども考慮する)

☝️リフォーム(打ち直し)

✅ リフォーム(打ち直し)を検討するなら、使用期間10年前後が目安。
✅ 羽毛布団の品質表示タグを確認しダウンの量が80%以上なら、リフォーム(打ち直し)がお得。
✅ 布団の状態の悩みは、羽毛布団のリフォーム(打ち直し)の専門業者に相談し検討する。
✅ 羽毛布団のリフォーム(打ち直し)は、1度しかできないので注意。